今月7日に、
山梨県丹波山村で行われる「御松曳」に合わせた
池上から山梨県丹波山村までご案内する、無料送迎バスツアーが企画されました。
今回、大田区から40名程の皆様が参加下さり、
東京マルシェからもスタッフが参加させて頂きました。
『たばやま村』は多摩川の源流、一番奥の森にある人口500人程の小さな村です。
https://www.vill.tabayama.yamanashi.jp/
「御松曳」は300年以上の歴史があり、毎年1月7日に行う正月飾りや門松を各家から熊野神社前に持ち寄り、修羅と呼ばれるY字型の大木ソリの上に積み上げ、「御松様」と呼ばれる山車を作ります。
修羅につなげられた2本の綱を村人も観光客も総出で、「ヨーイヨイ」とかけ声をかけながら重さ約2トンの御松様を道祖神まで曳いていきます。
途中の休憩時には、沿道の民家からミカンが投げ込まれ、
このミカンを食べると一年間病気をしないと地元の方に教えて頂き、私たちも童心に帰ってミカンを掴み取りました。

また奥多摩の銘酒「澤乃井」もふるまわれました。
皆さん事前に購入した枡を首にさげ飲み放題の澤乃井で、
心地よい気分で御松曳に参加されていらっしゃいました。
このような村の温かみと活気あるお祭りの裏側には、深刻な過疎化で村の人だけではこの山車も曳けない程の人口になってきているとのお話もありました。
実際お祭には外国人観光客や私たちの様な観光客も参加しており、村の方々は温かく歓迎して下さいました。
実際に参加、もっと沢山の方にぜひ参加してみて頂きたいお祭りだと感じました。
村の取り組みとして、北海道から九州まで各地域で最も小さな7つの村同士が繋がり、
特産物や村の催事を広めていく取り組みもしていらっしゃいます。
NPO法人 小さな村総合研究所
今後も地域のサポーターとして東京マルシェも、それらの活動を応援して参ります。
今月末には、丹波山村にて、東京マルシェ太極拳講師の体操クラスや、
健康脳測定会を開催予定です。ぜひ、奮ってご参加くださいませ!

お問い合わせ:一般社団法人 田舎のチカラTEL:0428−88−0010